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DATE : 2009/03/06 (Fri)
東洋経済オンラインです。

SFCGは何故破綻したのか。
ここが一番正しい情報でしょうね。

過払い金が・・・嘘!
リーマンが・・・嘘!
貸金業法改正が・・・嘘!嘘!

関連が無いとは言わないけど、破綻の主因は、
不動産担保ローンの強行です。

以下、引用_________________

SFCG破綻の深層、不動産担保ローンが致命傷に

 改正貸金業法の施行や金融危機による急激な信用収縮など、逆風が吹きつける貸金業界で、ついに超大型倒産が起こった。

 商工ローンで最大手のSFCG(旧商工ファンド)は2月23日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。負債総額は3380億円(2008年10月末時点)に上り、今年に入って最大規模の経営破綻だ。今後は事業スポンサーを探し再建を目指すことになるが、融資を行っていた金融機関には損失の発生が避けられそうもない。




 「国内外のほとんどの金融機関から、新たな資金調達ができない状態だった」。創業者の大島健伸会長兼社長は記者会見で、昨年夏以降に資金繰りが深刻化した経緯を語った。金融環境悪化を受け、直近では商工ローンや不動産担保ローンの新規実行をほとんど停止し、貸付債権の回収によるキャッシュフローを返済に回していた。

 しかし2月20日、特定金融機関との資金調達交渉が頓挫し、最終的に経営の継続を断念することになった。

 破綻の要因について、会社側の説明では、主力の商工ローンで発生している過払い利息返還が経営の重荷だったとのニュアンスをにじませた。確かに、昨年の利息返還額が100億円規模に達し、今後も借り手からの利息返還請求が続くとみられる。大きな負担の一つであることに間違いはない。

 だが、民事再生法の適用申請に至った今回の資金繰り破綻に限ってみると、その主因は商工ローンではなく、むしろ不動産業者向けの担保(不動産担保)ローン不良化にあったといえるだろう。

 同社は近年、過払い利息返還請求の激化などを受け、商工ローンの実行を抑制。これに代わる主力商品として不動産担保ローンの拡大を積極化させた。貸出残高は急速に積み上がったが、不動産市況の悪化から瞬く間にローン資産は不良化してしまった。また、不動産担保ローンの原資調達のために実行していた証券化にも影響が及んだ。

 その実情について、ある大手銀行関係者は「SFCGの不動産担保ローンの証券化に当たって投資勧誘を受けたので内容をチェックしたものの、貸出先の多くの資金使途が『都市再開発』だったことから投資を見送った」と打ち明ける。つまり、SFCGの融資案件そのものが思わしくなかった、という指摘だ。さらに同社が組成した不動産担保ローンについて、外資系金融機関の関係者は「担保評価が甘かった」と口をそろえる。

 不動産不況の直撃で担保物件は流動性を喪失し、その価値が大幅に低下した。一時は2000億円弱という規模に達した証券化をめぐって、その組成に関与した金融機関などから担保評価の引き下げを迫られ、一連の過程では証券化の財務制限条項にも抵触したとされる。資産の買い戻しまで余儀なくされ、資金繰り悪化が深刻化したというのが倒産劇の背景にある。

 大島健伸会長は破綻直前のタイミングで代表権を返上。民事再生手続きが順調に進めば辞任する意向も明らかにしている。一方、SFCG傘下で大島会長の子息が社長を務めるMAGねっと(ジャスダック上場)は、破綻を受けて担保権を即座に実行し、SFCGが保有していたMAGねっと株を手元に戻して資本関係を解消した。その手際のよさに対し、突然の倒産を聞かされ、貸倒損失を被る可能性がある大口債権者の間では、不快感をあらわにする向きが少なくない。

 SFCGが策定した「今後の事業計画の概要」では「商工ローン事業及び不動産担保貸付事業について、スポンサーを選定し、当該スポンサーに対して事業譲渡または会社分割の方法によって事業を承継させることを検討している」。しかし、それまでの間に、同社からの借り入れに依存してきた中小零細企業の連鎖的な倒産で不良債権が増えることも考えられる。金融機関など債権者との交渉が荒れる可能性も否定できず、今後の成り行きは不透明だ。
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★無題
NAME: mac
上の東洋経済のSFGCの記事には、読者に対する誘導的な重大な虚偽の説明、明らかにされない出所(取材元)をいいことに、ありえない虚偽の証言をもとに、事実かの調査もしないで意図あると思えるほどの重大な不注意をもって、報道されたものです。
説明については、以下ブログのコメント欄にあります。
SFCG 民事再生手続き申立(2/23/09記事)http://blog.livedoor.jp/yuraku_love/
記事 http://blog.livedoor.jp/yuraku_love/archives/51321255.html?1236436940#errors
2009/03/07(Sat)23:54:23 編集
★macさん
NAME: kilin
なかなか鋭い分析ですね…正直、閉口してしまいます。しかし私としては実際に数億の案件を確認している以上、不動産担保ローン1件の平均残高が960万円はどうしても理解できません。そこで気付いたのですが、有価証券報告書13pに連結業種別残高があります。前期と今期の不動産業の欄を比べると、残高は1.14倍増(3,257億⇒3,726億)なのに先数は14.3倍も増えています(2,704件⇒38,696件)。つまり前期は1件あたり1.2億円です。一年でこの変わり様…、一体どういうことなのでしょう?私には全くわかりません…。
URL 2009/03/08(Sun)23:55:44 編集
★無題
NAME: NONAME
いくつかの関係会社間で何をしているかは不明ですが、単体ベースでも、件数は3200-->37000に増えている。p18 金額には大きな変動がないとすれば、1年で債務者が10倍になることは異常で、しかもそうだとすれば残高が変わらないことはありえないでなし、ローンを割ったしか思い浮かびませんが。金利や満期分布がないので関係者以外に糸口がないでしょう。分からないように定例フォームで開示している。
もしローン分割したらなぜか。どういう分割か。満期区分別か。過払い金が発生していたらどう処理するか。
投資家には質問があれば説明されたでしょう。
債権者説明会で、それが重要かどうか分からないので、誰か質問されたらいい。
2009/03/09(Mon)10:02:20 編集
★NONAMEさん
NAME: kilin
SFCGは常識では理解できない構造になっていますね。粉飾とかしてなきゃいいんですが…
URL 2009/03/11(Wed)23:14:45 編集
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