category: 貸金業者の動向
DATE : 2009/04/10 (Fri)
このGローン。
非常に残念な商品だ。
まず第一に、借り手が必要な資金を借りられるかどうか、融資審査はマネオとオリックスクレジットが行う。金利も借りる側でなく、マネオ側が決定する。つまりこれじゃぁ既存の貸金業者とまったく同じ構造ってことだ。
次に貸す側だが、年利1.5%しかもらえません。つまり10万円で一年後に1,500円(税金で2割引かれて手取り1,200円)です。更に融資時に手数料で0.25%(10万円で250円)引かれます。ってことは、実質金利は0.95%ってことになりますかね。
なのでこのGローンの正体は、オークションでもなんでもなくって、単純に不特定多数の人々から年利0.95%で集めた出資金を、7~12%の融資利率で債務者に融資しているだけ。
儲かるのはマネオとオリックスクレジットって事。
市場から資金を調達すると、2~3%はかかる。
それを1.5%で調達するのだから、利益でますよね…。
なにがソーシャルレンディングなんだか、残念だね。
結論=Gローンは年利0.95%の定期預金である。
アホくさ・・・
(しかし、仕組み上レンダーに融資先を選ばせるけど、どれに融資してもノーリスクだし…リターンも一緒だし…、これって出資法上問題ないんだろうか?)
DATE : 2009/04/10 (Fri)
ソーシャルレンディングのマネオさんですが、
この記事で書いていた新サービスがいよいよ登場しました。
その名も「Gローン」
保証付きマネーオークションなんだそうな。
レンダーの融資に対してオリックスクレジット社が保証するというシステムで、つまりはレンダーはノーリスクって事で、投資意欲が湧いて、多くの資金需要者のニーズに応えて、そして3年で融資残高300億円に達すると…。
正直、ガッカリだよ・・・
この記事で書いていた新サービスがいよいよ登場しました。
その名も「Gローン」
保証付きマネーオークションなんだそうな。
レンダーの融資に対してオリックスクレジット社が保証するというシステムで、つまりはレンダーはノーリスクって事で、投資意欲が湧いて、多くの資金需要者のニーズに応えて、そして3年で融資残高300億円に達すると…。
正直、ガッカリだよ・・・
このGローン。
非常に残念な商品だ。
まず第一に、借り手が必要な資金を借りられるかどうか、融資審査はマネオとオリックスクレジットが行う。金利も借りる側でなく、マネオ側が決定する。つまりこれじゃぁ既存の貸金業者とまったく同じ構造ってことだ。
次に貸す側だが、年利1.5%しかもらえません。つまり10万円で一年後に1,500円(税金で2割引かれて手取り1,200円)です。更に融資時に手数料で0.25%(10万円で250円)引かれます。ってことは、実質金利は0.95%ってことになりますかね。
なのでこのGローンの正体は、オークションでもなんでもなくって、単純に不特定多数の人々から年利0.95%で集めた出資金を、7~12%の融資利率で債務者に融資しているだけ。
儲かるのはマネオとオリックスクレジットって事。
市場から資金を調達すると、2~3%はかかる。
それを1.5%で調達するのだから、利益でますよね…。
なにがソーシャルレンディングなんだか、残念だね。
結論=Gローンは年利0.95%の定期預金である。
アホくさ・・・
(しかし、仕組み上レンダーに融資先を選ばせるけど、どれに融資してもノーリスクだし…リターンも一緒だし…、これって出資法上問題ないんだろうか?)
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