貸金業者は超能力者？

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毎度の事ですが、当然の結果です↓

　帝国データバンクが発表した全国企業倒産集計によると、2007年度上半期の全国の倒産件数は5503件と、前年同期を23.5％上回った。算定基準を変更した05年上半期以降では最高の水準となった。負債額1億円未満の中小企業の倒産が3238件と28.5％増えたことが響いた。
　中小企業の倒産が増えているのは、依然として販売不振が続いていることに加えて、「昨年末の改正貸金業法成立で上限金利の引き下げが決まり、金融機関が個人事業主向けの貸し出し基準を厳しくしていることも背景」（帝国データ）という。　　日経新聞より

お役人と政治家と法曹が変えたこの国のルールにより、多くの罪も無い中小零細企業が倒産してしまいました。

またこの統計は、負債総額１０００万円以上の倒産を調査しており、小さい会社まで入れたらどんだけの個人や会社が潰れているのやら…まったく想像もつかない。

当初口にしていたセーフティネットはどうした？
闇金は取り締まるから大丈夫？

如何に実際の状況と乖離していることか。

法律を変えるよりも、消費者への金融教育とか、失業者対策とか、もっと先にやらなければならないことがあっただろ。

貸金業者は超能力者ではないが、
コレ位の未来予想は誰だってつく。

たぶん政治かもわかっているはず。わかっていて、中小零細企業は潰れてもいいと判断したのだろう。

見殺しにしたのだ！


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