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DATE : 2010/06/26 (Sat)
日本経済新聞さんから、抜粋引用です。
______________________

完全施行の延期求める声を封じ込めた亀井氏

 中小・零細企業などへの悪影響が金融庁の耳に入らなかったわけではない。改正貸金業法には完全施行までに問題があれば内容を修正するとする「見直し条項」が盛り込まれていた。金融庁は昨年秋に完全施行に際しての運用上の問題を検討するプロジェクトチームを発足。貸金業者からは完全施行の延期や総量規制の見直しを求める声も飛び出したが、「法律そのものを変える状況ではない」と貸金業界を封じ込めたのは亀井氏だ。

 亀井氏は「(貸金業者が)今まで通りもうからなくなったと言っても耳を貸すつもりはない」と一貫して完全施行を主張。連立与党内に浮上した慎重論も退け、政府は今年4月に6月の完全施行を閣議決定した。

 昨年末には、中小企業や個人向け融資の条件緩和を金融機関に促す中小企業金融円滑化法(通称モラトリアム法)の成立を主導した亀井氏。金融業界への監視や規制を強化してきた立場からすれば貸金業界への規制強化は同じレールの上を走っている感覚だったのだろう。

 足りなくなった資金の穴を埋めるのは誰か。亀井氏は「メガバンクを含めた金融業界がきっちりと小口融資をすべきだ」と主張してきたが、金融機関側は「消費者金融とは融資審査などの手法が異なる」と慎重な構えを崩さない。

 貸し手と借り手は多種多様。貸し手側への規制強化一本やりでは経済活動をゆがめ、想定外の事態を招く可能性がある。改正貸金業法に追い詰められた借り手たちは、規制万能論に傾きがちな連立与党の足元を揺さぶっている。


http://www.nikkei.com
________________________

中小零細企業は、黙殺ですね。
誤算だなんて、、、それはないよ。

知らなかった?気付かなかった?
そんな訳ないでしょうに、、、

もし本当にそうだったとしたら・・・
ただの馬鹿でしょう。

だいたい、多重債務が原因で自殺者が増加?
ここ数年、多重債務者は減っていますが、、、
自殺者はどうなっていますか?減りましたか?

因果関係がないとは言いません。
但し、根幹であるような扱いは納得できない。

人が生きて行くうえで当然お金は必要なもので、
金欠は、生死に影響を与えることになる訳で。

その意味で、一要因であることは理解できます。

でも破産や債務整理、生活保護など、対処法もちゃんとある。
つまり、道が完全に閉ざされたわけではないのね。

国会でのこの行動は、対処法の理解説明を除外し、
結果ありきの議論でしかなかったわけです。

中小零細企業についてもそう。
きちんと、貸金業界からはリスクを説明しました。

全く、聞く耳を持っていませんでしたよね。
それって政治のミス、汚点ですよね、間違いなく。

まぁ、すぐにとは言いませんが、然るべき時点で、
きちんと対処していただきたいと思います。

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