category: 貸金業者の動向
DATE : 2007/10/03 (Wed)
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Xディと予想された週末に、大きな動きは見えなかったが、
ここにきて不穏な状況が公になって来た。
■無担保無保証ビジネスローンのインター
自社のリリースに因ると、10月以降の約定返済について、
提携先金融機関に金融支援を要請しているとのこと。
具体的な内容は、
1 年内は元金返済をしない、来年6月までは
約定返済元金の半額を支払う、その後完済
までは約定元金の7割を支払う
2 金利を+0.5%上乗せする
3 営業債権担保の追加差し入れを行う
クレディアもそうだが、貸借対照表上に幾ら資産があろうと、約定に対する返済資源(現金)がなければ、返済約定を履行することは出来ず、破綻してしまうのである。
事実上、インターも破綻・債務整理に入ったと言っても過言ではないだろう
■消費者金融から脱却? NISグループ
いち早く国内消費者金融市場に見切りをつけ、海外特にアジア地域に目を向けているNISグループも、かなり厳しい状況が見え始めている。
日本格付研究所は9月27日、NISグループとニッシン債権回収の
格付けをBB+(ネガティブ)に引き下げた。
これにより、市場からの直接調達は厳しくなるし、
当然、銀行からの融資も受けづらくなる。
果たして短期借入の返済目途はいかに?
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クレディアに端を発した業界各社への不安が、今後どのように影響していくのか。まだまだまったく先が見えない状況である。
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