報道特集 ＳＦＣＧねぇ・・・

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報道特集見ました。

ＳＦＣＧの愚行、呆れてしまいます。

ＳＦＣＧの株主総会が注目されてましたが、
昨日の段階ではわかりませんでした。

出席者が録音した音声生々しかったですねぇ

　株主「報道では貸しはがしをやっていると
　　　　　　法律上でそれはいいものか悪いものか」

　社長「報道されていることについて、
　　　　　　　適法か否か…間違いなく適法です」

ええええええええええっ！適法？？？？？

kilin.blog.shinobi.jp/Entry/351/でも書いたけど、

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貸金業法　第21条（取立て行為の規制）

２　貸金業を営む者（ＳＦＣＧ）又は債権の取立てについて委託を受けた者（各アセットファイナンス）は、債務者等に対し、支払を催告するために書面（今回の文書が該当）を送付するときは、次に掲げる事項を記載しなければならない。（一部略）

1．貸金業を営む者の商号
　　名称又は氏名及び住所並びに電話番号
2．当該書面又は電磁的記録を送付する者の氏名
3．契約年月日
4．貸付けの金額
5．貸付けの利率
6．支払の催告に係る債権の弁済期
7．支払を催告する金額
8．前各号に掲げるもののほか、内閣府令で定める事項
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では、検証してみましょう。

１．アセットファイナンスの連絡先はアリ
　　ＳＦＣＧの連絡先無し（封筒じゃぁ駄目よ）　ＯＵＴ
２．送付者は株式会社ＳＦＣＧね　ＯＫ
３．４．５．６．７．一切無し　完璧ＯＵＴ

これでも「間違いなく適法」？？？？？？　　　
馬鹿丸出しです・・・

その後、株主総会で蕎麦屋の話しが出ましたが、
期限の利益を喪失しているものについては、
一括返済も已むを得ません。

　※蕎麦屋の主人がツケを認めれば、
　　　　　　　　　期限の利益は喪失しない。

しかし、

今回のＳＦＣＧ事件の問題は、
期限の利益を喪失していない
お客に対しての不当な一括返済請求です。

それも、違法な書式で。

もう救いようがないですね。
救わなくて結構ですが・・・



しかし、なんでここまで強引に回収するのか・・・
番組では三重苦のうち、貸金業法改正が挙げられてました。

でもね、私は違うと思うんです。
本当は・・・

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三重苦のうちの2番目、
つまり、不動産市況の急激な悪化が
最大のポイント。


保証人を付けての商工ローンがメインだと思われがちだが、実際の残高では不動産担保ローンの方が多くなっています（商工ローン２４２９億、不動産担保ローン３５６９億）

つまりは、現在のＳＦＣＧは、
不動産担保ローンがメインなんです。

で、最近の不動産市況の悪化です。
　→不動産の値段が下がる
　→不動産関連会社が、次々に倒産
　→融資金の返済が滞る
　→担保物の価値も下がり、債権回収不能に

あの貸し方では不動産担保ローン残高の
半分は不良債権化していても不思議じゃない。

もし、借入先との契約に不良債権比率等のコベナンツが
あったとすると、契約違反＝期限の利益喪失として、
早期一括回収を迫られる可能性があります。

これは、ＳＦＣＧの違法行為と違って、正当な回収です。
なので、当然従わなくてはならず、不履行は＝倒産です。

１５％への移行は、何もハードランディングの必要はありません。
まだ１年半近く時間があるのですからね。

童話でありますよね、北風と太陽。
ＳＦＣＧは今正に北風です。
これじゃぁ顧客の心は動きません。
大島社長は、致命的に戦略を誤った。
只の凡人だな。