DATE : 2007/08/06 (Mon)
フジサンケイビジネスアイ
大手消費者金融4社の2007年4~6月期連結決算が出そろった。4社とも最終黒字を確保したが、売上高に相当する営業収益と貸付金残高が前年同期比でマイナスとなり、「灰色金利」撤廃を盛り込んだ改正貸金業法の施行により、消費者金融市場が急速に縮小していることを改めて浮き彫りにした。
いやぁ…改めてもなにも、こうなることは百も承知でしょう。
そもそも、そこが狙いだったんじゃ?とも取れる訳で、予定通りというか計画とおりというか…
しかし、ひとつ気になるのは、新規成約率の低下が収益悪化の要因との内容。
そうか?
成約率の低下は、金融難民が無駄に申し込みを重ねている結果であって、審査の厳格化以上に契約率を低下させている様子が見受けられる。
口座の減少ともあるが、それは優良債務者が今回の騒動を機会に、貸金業界を卒業して行ったか、弁護士に言い包められて過払いでも訴えたかの結果だろう。
まぁ言えることは、庶民金融の市場はなくならない。
通貨がお金である以上は。
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DATE : 2007/08/03 (Fri)
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名義貸しで2億円借金 仙台の2人、詐欺容疑で男を告訴
河北新報 2007年07月25日水曜日
「消費者金融から金を借りてくれればアルバイト代を払う。返済はこちらでする」と誘われ、多額の借金をさせられたとして、いずれも仙台市の女性と男性が、詐欺容疑で男を告訴した。
(省略)
いずれも男から「借入金の1割をバイト代として払う」「カードを預けてもらえば、こちらで返済する」と誘われ、借り入れの申請には虚偽の勤務先や年収の記載を指示されたという。
弁護団は消費者金融各社に対し、利息制限法の上限金利で債務額を整理し、過払い分の返還請求などを検討する。団長の菊地修弁護士は「若者に安易、過剰に貸し付けた消費者金融の責任も大きい」と話している。
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詐欺で訴えるのはいいが、報酬に目がくらんだ
自分の愚かさを悔い改めよ。
しかしこの弁護士の発言は気に入らない。
若者とはいえ成人だろう?成年被後見人でもなかろうに、
消費者金融の責任も大きいとは何事か!
何故そこまで甘やかすのか、私には理解できない。
債務者のなかに、安易に名義貸しをする者がいるが、誰が支払っていようが契約者が自身なら、それは自分の借金である。
債権者の何処に非があるのか、説明いただきたい。
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DATE : 2007/08/03 (Fri)
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このように、消費者金融の供給が縮小していることは明白であるが、かといって、無担保、短期、少額の融資という古典的な需要がなくなる訳もない。
そして、有担保、長期、高額の融資を業とする銀行が担えない市場であるため、消費者ローン市場から締め出された人々が、法の保護を受けがたい闇金市場に流れ込んでいく危険が現実のものになった。
慶応大学教授 小林節氏の【正論】の一部である。
(全文はジョーさんの現役消費者金融マンが語る業界の裏話からリンクされています)
至極当然のことをいっているのだが、それが通用しない現状。
約束って守らなかったら罰があってもいいのでは?
罰を設けると、約束を強制的に守らされるからダメって…
なら、約束っていったい何?
最高裁の判決は不可解極まりない。
今更ながらそんな疑問を持たされる。
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DATE : 2007/08/02 (Thu)
松千代さんの黄昏役員日記を是非見てほしい。
如何に本質と異なる部分で、この国が動かされているか。
この度の貸金業法改悪により、
債権者はもちろん、債務者も相当な被害を受けている。
そうなる事がわかっていたにもかかわらずだ。
後藤田しかり、赤城しかり、安倍しかり、
先代の恩恵がなければ、糞の役にもたたない。
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DATE : 2007/08/01 (Wed)
毎日新聞 記者日記
「犯罪には4人の共犯者がいる。貧困、無知、恐怖、不安」。上司がアメリカ映画「先生のお気に入り」のせりふを教えてくれた。
先日あった放火罪の被告の裁判。逆援助交際サイトの不正請求にだまされ、高金利の消費者金融から金を借り、返済に困った被告は会社から数万円を横領。発覚を恐れ事務所に放火した。被告にも「共犯者」がいた。
「愚かな」と思う半面、同情もした。サイトの請求を不正と分かり、高金利貸付が違法と知っていれば、横領も放火もせずに済んだだろう。詐欺や消費者金融の被害者が不安や無知などのため一転、犯罪に走ったのだ。
被告を非難するだけでなく、その背景にも思いをめぐらせようと、教えられた裁判だった。
同情?この記者は何を考えているんだ。
全ての物事には始まりがあり、終わりがある。
途中、多くの誘惑があって当たり前。
それを克服して、正しい道を進むのが人の道。
欲望のままに進み、他人に被害を及ばした被告に、
なんの情けがあるのか?
こんな非人道的な被告を糾弾できないマズゴミこそ、
犯罪の再発を招く、共犯者だ!
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DATE : 2007/07/29 (Sun)
選挙結果が予想とおりになり、
国民が美しい国を望んでいない事がわかりました。
しかし勘違いするなよ、民主党。
国民は民主党を押したわけではないのだぞ。
自民党または政治家そのものを否定したのだ。
仮に、政治家不信任との選択肢があれば、
トップ当選していたと思うぞ。
あーあ、また株が続落↓、企業の財務内容↓
日本経済↓
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DATE : 2007/07/28 (Sat)
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ちょっとお休みを頂いていました。
このブログを見に来てくださった方、申し訳ありませんでした。
さて、この間にプロミスによる三洋信販の吸収が決まりましたね。詳しく見ていませんが、三洋信販の財務内容はとても厳しい状況なのでしょう。金利上昇局面ですし、仕方のないことでしょう。
さて、わかる人がいたら教えて下さい。
昨今、過払いバブルなどと言われていますが、
例えば仮に1000万円過払い金を受けた債務者がいるとします。ここから裁判費用や法曹への報酬等も支払いますが、それでも700万はキャッシュで受け取ったとして、
このどこかで、税金って発生しないのでしょうか?
所得と認定されれば所得税?今年の所得が
多くなるから、来年の住民税は上がる?
法人なら特別利益に計上する?
どーなのでしょう?税理士・会計士の方から
ご意見がいただければありがたいです。
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DATE : 2007/07/23 (Mon)
たまーに、ヤミ金からのメールが入る。
(以前に警視庁へ連絡した事があったが…)
今朝もメールチェックしたらあった。
◆注意◆闇金です。
見てもいいけど絶対に手を出すな!
→www.cashjoy.info/
※金融庁の登録検索サービスに無し。
しかしまぁ巧妙になってきましたねぇ。
以前より数段手が込んでいる。
一見すると本当に区別がつかないっす。
金利も、馬鹿みたいに低くなく、
本当にありえるような金利帯を使用。
こうなってくると、
正規業者は【正規業者の証】のような印を
考え、明確に区別する対策が必要か?
もう登録番号だけじゃ、ダメでしょ…
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DATE : 2007/07/20 (Fri)
ついに出ましたね、大手の経営統合話。
貸金業法の改正が決まり、業界の再編必死と
騒がれたとき、いの一番に出た話がこの合併。
まぁ親方(株主&社長)が同じですから、当然かと…
特に三洋信販は、先の業務停止でブランド力が低下。
悪者のレッテルが貼られてしまった。
また、今後の総量規制もあり、上位3社くらいにいないと、
お客が回ってこない(融資できない)状態になる。
店舗の統合による物的&人的合理化も期待できるし、
とるべくしてとった方策だと言える。
そこまでわかっていたなら、株買っとけばよかったと…
でも、どこまで下げるかわかんなかったしなぁ~
さて、次は何処だ…?
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DATE : 2007/07/18 (Wed)
グラミン銀行の創設者で、ノーベル経済学賞を
受賞したユヌス氏が来日した。
講演の模様はここから↓
bizmakoto.jp/makoto/articles/0707/10/news031.html
いやぁ、この人凄いわ。
ノーベル賞も納得ですわ。
第一報、グラミン銀行を聞いたとき、
5人も保証人を付ければ、そりゃ回収できるとか、
金利タケェ…日本の貸金より、なお悪いんじゃ?と思ったけど、
理念というか、信念というか、志が違う。
「ユヌス氏は、チャリティ(慈善)で貧困をなくすことは
できないと語る。貧困を克服するのは、一過性のチャリティ
ではなく循環的なシステムである。返済を伴わない援助は
貧困に対して無力である、慈善は貧困を救えないという
のはユヌス氏の信念である」
後藤田よ、聞いているか。
多重債務者を甘やかしても、何も解決しないのだ!
「貧困がなくなるには、究極的には一人ひとりが自ら自分
の経済をコントロールする力を持つということが大切になる」
その通りだ!自分の経済をコントロールする術を享受しないで、
他人任せの借金解決など、何の役にも立たない。
必ずまた同じ過ちを繰り返し、周囲に迷惑をかける。
今回の多重債務対策は、必ず骨抜きに終わる。
闇金対策も、警察は面倒臭くてやってられない。
十分な議論もせず、選挙目当て、報酬目当てでするから
本当の意味での解決に程遠い、手段になる。
やれるものならやってみろ。
本当の意味での日本版グラミン銀行(学校?)の創設を、
強く強く、願う。
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