消費者金融 リストラ加速２

アコムが陸上部を廃部へ　経営環境悪化で

　消費者金融大手のアコムは１０日、来年３月末で陸上競技部を廃止すると発表した。２００７（平成１９）年ドーハ・アジア大会のマラソンで銅メダルに輝いた小幡佳代子選手ら、１４人が在籍している。

　改正貸金業法による規制強化などの影響で、同社の平成２２年３月期連結決算は最終赤字となる見通し。今月５日、社員の２割にあたる５５０人程度の希望退職者募集も発表している。

http://sankei.jp.msn.com/
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今度は三菱ＵＦＪグループ方面です。

あまり派手な活躍はなかったようですね。
ドーハアジア大会で銅メダルとは、渋すぎる…

まるごと引き受け手を探しているようですが、
ちょっと厳しいんじゃないでしょうか？

消費者金融 リストラ加速１

縮小の波、プロミス３割超リストラ

　消費者金融大手、プロミスの久保健社長は９日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、現在２７６９人いる社員の３割超を削減し、中長期的に２０００人以下の体制にする方向で検討していることを明らかにした。「カーコンビニ倶楽部」など不採算事業についても売却を含めた見直しを年度内に行う。消費者金融業界は、顧客が過去に払いすぎた利息の返還を求める過払い利息返還請求の高止まりや改正貸金業法による規制強化で、事業縮小を余儀なくされている。

フジサンケイビジネスアイ
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プロミスは、消費者金融を中心とした
ビジネスモデルに方向修正するんですか。

それもまた、前途多難ですな・・・

消費者金融３社、大幅減収 貸付金残高落ち込む

消費者金融３社、大幅減収　貸付金残高落ち込む

　消費者金融大手３社が５日発表した０９年９月中間連結決算は、大幅な減収になった。純損益では黒字を維持しているが、来年６月までに予定される改正貸金業法の完全施行を控え、収益源の貸付金残高が減り続けている。

　一般企業の売上高に当たる営業収益は、プロミスが前年同期比１２．９％減、アコムが１５．９％減。武富士は３５．６％も減った。１１日に決算発表するアイフルも２６．４％減の見通し。貸付金残高が１０～３０％落ち込み、利息収入が大幅に減った。

朝日新聞
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消費者金融大手３社の中間決算ですね。

減収？当たり前やん、
ドコに増収の要素があんねん。

サヨナラ、ロプロ＝日栄

商工ローンのロプロが更生法、負債最大で2500億円

　商工ローン大手のロプロ（旧日栄）は２日、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。前田正宏前社長に代わり同日就任した家田孝社長は同日午後の記者会見で、利息制限法の上限金利を超える「過払い金」債務を含め負債総額が最大で約2500億円に上る可能性があると明らかにした。再建に向け支援企業の選定を急ぐとともに、創業者など旧経営陣の責任も調査する方針を示した。

日経新聞
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まぁ誰もが時間の問題だと思っていたでしょうが、
ようやくロプロさんも進むべき道が決まりました。

長い間、お疲れ様でした。

いい意味でも、悪い意味でも商工ローン業界を
SFCGと共に引っ張っていった日栄さん。

もう時代はあなた方を求めていないのです。
悲しい現実です、サヨウナラ。

しかし、気になるのは・・・

貸金業者数、５千社割れ

金融庁より、９月末の貸金業者数が発表されました。

財務局登録　　　４３４社

都道府県登録　４４７５社

合　　計　　　　　４９０９社

ついに、５千社割れです。。。

貸金業者の１割が廃業を予定

貸金業者の１割が廃業を予定

　消費者金融など貸金業者のうち約１割が廃業を予定し、事業継続に疑問を持つ業者も約２割に上ることが、日本貸金業協会が２６日まとめた貸金業者の経営実態調査で明らかになった。顧客が払い過ぎた利息を返還する利息返還請求の高止まりや、借入額を年収の３分の１以下に制限する改正貸金業法が来年６月に完全施行されるなど、貸金業界への逆風が続いている。

MSN産経ニュース
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廃業できるだけ、マシかも知れません。

多くの貸金業者はそれさえも叶わず、
その時が来るのを、ただただ待っています。

プロミスも陥落・・・

プロミスに三井住友銀出身の新社長、経営基盤の強化へ

　プロミスは９日、資本・業務提携先の三井住友銀行出身の久保健副社長が１１月１日付で社長に就任すると発表した。創業家出身の神内博喜社長は会長に就く。

　消費者金融各社は来年６月の改正貸金業法の完全施行を控えて苦境に陥っているが、提携先の三井住友銀行との関係を強化した上で経営基盤を強化し、生き残りを目指す。

http://jp.reuters.com/
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社長を降りることで、会社を守る。
プロミスでさえ、ここまで追い込まれてますか…

貸金業登録業者数

遅ればせながら、８月末の数です。

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財務局登録・・・・・・・４３１社
都道府県知事登録・・・４６３４社
合計・・・・・・・・・５０６５社
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ギリギリ５千社キープですね。

財務局登録は△１社ですか。
下げ止まりましたかね？

都道府県知事登録は△3.5％です。
まだまだ、減りそうです。

イオンクレジット、利息返還増加で下方修正

イオンクレジット、今期純利益を６億円に下方修正＝利息返還の増加で

　イオンクレジットサービスは２９日、２０１０年２月期の連結業績予想について、純利益を６億円（従来予想１２５億円）に下方修正した。貸金業法改正でクレジットカード会社などに融資額の総量規制が導入されるのを控え、過払い利息の返還請求が増加傾向にあるとして、引当金を増額するのが主因。神谷和秀社長は記者会見で「これで返還リスクは織り込んだ」と述べ、これ以上利息返還金が増えることはないとの見通しを示した。

http://www.jiji.com/
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体力のある会社は、早々に引当金を積む。
積めない所はかなり厳しい状況。

・・・アイフルのように。


しかし、この記事のタイトル。
違和感を感じるのは私だけでしょうか？

アイフル、さようなら・・・

報道の通り、消費者金融大手４社の一角であり、過去には融資残高第一位を誇っていたアイフルがついにバンザイです。

拡大路線をとっていた時の有利子負債が重くのしかかっていましたからね。又、昨年来の金融不安で国内外の金融機関並びに、証券市場等の直接金融も厳しい対応を余儀なくされ、新たな資金調夏は不調に。既存の返済が不能と判断しての今回のＡＤＲですが、いい選択だったんじゃないでしょうか？

このまま無理して倒産の道もあったはず。それよりも今回の決断は、多くの債権者と債務者、従業員や関係機関にとって最悪の状況は回避できたのでは。

さぁこれから注目されるのは、アイフルのその後と・・・