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DATE : 2007/06/12 (Tue)
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金融庁のHPに、
「多重債務者相談マニュアル(案)」が公表された。

www.fsa.go.jp/news/18/kinyu/20070611-3.html

一通り目を通して思ったのだが、

これって、法律事務所の事務員用マニュアルじゃねぇ?

相談に来た多重債務者を査定し、どう処理するか。
任意整理?特調?個人再生?破産?

細かい調書を作成し、法律家との面談予定を決め、
多重債務者に問診表を持たせ、法律家のところへ送る。

「多重債務は、最初は子供の遠足費が足りないとか、生活費が足りないといった、ちょっとしたきっかけで貸金業者から借金することから始まります。こうしたことは、誰にでも起こり得るのです。決して、一部の浪費家に限られたものではないのです」

はぁ?そうじゃないんじゃない。
借金は悪じゃないでしょ、返済能力以上の借入や、
無計画な借入が問題なんじゃないの?

相談員とかいってるけど、そういう金銭教育みたいな事は
この中に一言も盛り込まれていない。

しまいには、
「借りたお金は返すのが当たり前であり、返さない方が悪い。」とか「生活態度が悪いからだ。」などと責めても何も始まりません。たとえ、借金の原因がギャンブルや飲食代等の遊興費であっても、職員(相談員)がその原因を非難したところで何も解決しません。
ときたもんだ…

別に非難はしなくてもいいが、自分の犯した過ちを、
きちんと律することは必要なんじゃねぇの?

やっぱり、
多重債務者=お客様は神様ですってことかい?

日本版グラミンの話も出てこない(実効性がないもんね)
家族の協力要請も出てこない(生活再建には絶対に避けられない)

明らかに、法律家の営業窓口拡大にしかなってない。

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★恥ずかしい
NAME: kiko
これだけ見事に、地方自治体は弁護士の営業窓口と言い切ったような資料を作る金融庁は、16日にマニュアル説明を含めたシンポジウムをやります。
是非とも参加した地方自治体のどなたかに、「ところで弁護士費用の説明はしなくていいんですか」「悪質な弁護士等の資料は提供されないんですか」など、素朴な質問をして欲しいものです。
2007/06/13(Wed)17:40:20 編集
★国策?
NAME: kilin
kikoさん、コメントありがとうございます。
こんなに過保護にして、いったい何になるんでしょうね?
ゆとり教育とかいって、学習能力は低下↓
どんどん国民がアホになってってしまう…
そしてアホから金を巻き上げる計画か?
2007/06/13(Wed)21:47:55 編集
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